高倉氷川神社 天皇様 村周り

令和6年7月21日(日)
 高倉氷川神社の天皇様、村周りが開催され高倉の第一分団第三部が参加し警備等にあたりました。高倉消防団では、毎年この年間行事に参加し地域の方たちとの密着を大切にしています。
高倉は、細い道や急な坂道も多く、また健康を祈願する意味も込めたお祭りですが兎角厳しい酷暑の中、警備と同時に皆で協力しながら互いの健康にも気遣いながら山車を引いて高倉中を練り歩きます。
それでも高倉の村周りの歴史は古く、200年以上前から行っている伝統ある行事の一つです。
 以前は、自治会、子供会、大樹の里、野球チームとたくさんの子供達が来て大賑わいで神輿や山車を引っ張りましたが、今はかなり人数が減ってきてほぼ大人達で行っているのが現状です。そのため年々郷土芸能保存会を始めとする地域の方々からは、強く消防団員の参加が期待されています。
 そして暑さと坂道での山車の引っ張りでみんな滝の様な汗をかきながら練り歩いていた最中にアクシデントが発生。急に山車が重くなったと思ったらなんとタイヤが破損する事態に。緊急措置でトラックに乗せ変え、練り歩きを再開。なんとか事故や怪我無く行事を終える事が出来ました。
 村周り中、各ご家庭から飲みや食べ物の差し入れ、「いつもありがとうございます」の声を頂き、暑さも忘れ温もりある涼を感じる瞬間であり、とても感謝しています。
行事を終え、振り返ってみると酷暑でのハードな練り歩き、タイヤが破損するパプニングもあったりしましたが一人ひとりが力と思いを併せて(せいの!)と呼吸を合わせて坂道を登ったこと、改めて地元高倉への感謝と尊い気持ちを感じることができた1日でした。いつかまた沢山の人で大盛況に村周りが出来る様、我々消防団としてこれからもずっと皆様と共に地域を支え合いながら感謝の気持ちを忘れずに活動を行っていきます。