消防団の仲間や家族と一緒にお茶の苗木植えをする清水団員(向かって右から番目)

入間市に婿として来て
消防団のたくさんの
仲間と出会い、
「第二のふるさと」と
呼べる場所を見つけた

Q:どんなお仕事をしていますか?

茶農家として、自園での栽培から製茶、販売まで一貫して手がけています。
現在はティーバッグ商品の委託加工や紅茶づくりにも力を入れており、イベントなどでの販売活動も行っています。
お客様と直接ふれあえる場を大切にしながら、日々より良いお茶を届けられるよう努めています。

Q:消防団に入団したきっかけは何ですか?

10年前、入間市に婿として来たことがきっかけで、こちらの消防団に入団させていただきました。
入間に来たばかりの頃は知り合いもおらず、不安もある中、同業の方に勧めていただいたことで、入団を決めました。
父も消防団員だったため、自然とその道に進んだという経緯があります。

Q:消防団では具体的にどのような活動をしていますか?

最初は戸惑いもありましたが、訓練や行事を通じて徐々に地域に溶け込むことができました。
活動を重ねる中で地域の仲間たちと強い絆を築いています。
消防団の仲間とは仕事の相談をしたり、子育ての話をしたり、時には一緒に遊びに行ったりと、活動は多岐にわたっています。

Q:仕事や家庭との両立はどのようにしていますか?

消防団の仲間たちは同じ地域で暮らす良き理解者であり、日々の生活に寄り添ってくれる存在です。
仕事や家庭についても互いに話し合える関係性があり、無理なく両立できる環境が整っていると感じています。

Q:消防団活動を通じて得られた変化ややりがい、消防団の魅力とは?

地域の方々とのつながりが広がったことで、入間というまちにも自然と愛着が湧き、今では「第二のふるさと」と感じるほどになりました。
消防団の活動を通して得た仲間との時間は、私の生活の大きな支えです。
また、たまに地元に帰ると父と消防の話をすることもあり、自分がこちらでも消防を続けていることを、父もきっと嬉しく思ってくれているのではと、少しだけ親孝行ができているような気がしています。

Q:入団を考えている方へメッセージ

消防団と聞くと、昔ながらのイメージから、少し敬遠されがちなところもあるかもしれません。
でも今は、ライフスタイルに合わせて無理なく参加できるよう、活動のあり方も変わってきています。
最初は不安もあるかもしれませんが、消防団での活動は、地域に溶け込み、人とのつながりを築く大きなきっかけになります。
私自身も、消防団のおかげでたくさんの仲間と出会い、「第二のふるさと」と呼べる場所を見つけることができました。
気になった方は、ぜひ気軽な気持ちで一歩を踏み出してみてください。