

入団していなければ
出会えなかった仲間との縁が
「地元よりも地元」と感じる
Q:どんなお仕事をしていますか?
元々は大工をしており、現在は所沢市にある不動産・建築会社の建築部で働いています。現場管理や施工など、建築全般に関わっています。
Q:消防団に入団したきっかけは何ですか?
所沢出身ですが、家を建てたのをきっかけに入間市へ移り住みました。誰も知り合いがいなかったので、地域の行事に参加してみようと思い、「市民清掃デー」に参加し、そこで消防団の方に声をかけてもらい、地域に知り合いを作りたくて入団を決めました。
Q:消防団では具体的にどのような活動をしていますか?
入団して18年になります。現在は第6分団で副分団長を務めており、訓練や行事の運営など、地域活動の中心として関わっています。
Q:仕事や家庭との両立はどのようにしていますか?
団員同士でお互いの事情を理解し合っているので、「出られる時に出る」「無理な時はお互い様」と、協力しながら無理なく活動できています。
Q:消防団活動を通じて得られた変化ややりがい、消防団の魅力とは?
入団当初はちょうど個人事業主として独立したタイミングでした。同じような境遇の団員たちと、毎日のように仕事の夢を語り合っていました。そうした繋がりから宮大工の一門に入り、最終的には宮内庁の仕事にも携わることができました。入団していなければ出会えなかった仲間との縁が、今のキャリアにもつながっています。
また、地域活動に関わるうちに、今では「地元よりも地元」だと感じるようになりました。
Q:入団を考えている方へメッセージ
消防団には、年齢や職業もさまざまな仲間がいます。家庭や仕事を持つ人同士、自然と理解し合える関係ができ、コミュニティがどんどん広がっていき、自分の暮らしがもっと豊かになる、そんな実感がきっと持てると思います。