緊急走行訓練

7月27日㈰飯能日高署場外離着陸場にて緊急走行訓練を行いました。

車庫出動想定から始まり、停車中の車両の追い抜き、交差点への進入、狭い路地、障害物を縫うスラローム、ベタ踏みの加速からの急減速など実際の交通状況を出来る範囲で再現してもらい初めての訓練に臨みました。
交差点進入時にはモーターサイレンやマイクでの注意喚起、 狭い道路では助手席や後部座席の団員も周りに気を配るなど普段気をつけていることの再確認、 緊急走行の経験の浅い団員には貴重な訓練となりました。

1周目は現場に向かう車両想定、 2周目に各所に設置された注意個所である「視認」カードの確認 といった形で訓練が進めました 。
実際の火災現場や災害現場に向かう際、運転手は使命感や特殊な高揚感で冷静に運転できなくなってしまう事もあります。
この訓練を重ねることで運転操作や気持ちの部分で余裕が培われることを期待したいと思います。
訓練を終えた団員の表情は明るく晴れやかでこの訓練が有意義で身になるものであったことが感じられます。
今後もこのような訓練を行い、地域の安心安全を守れる消防団として研鑽を積んでいきたいと思います。