8月31日 台風10号警戒

入間市では台風10号の影響で、8月29日に大量の雨が降りました。
雨は落ち着いたものの不老川の水位は落ち着かず、また大雨が降れば河川氾濫の危険は続いていました。
台風10号が停滞を続ける中、8月31日の18時頃から非常に強い雨が降る予報が出されました。
これにより第5分団は、不老川周辺の警戒を行う事にしました。
不老川の水位を確認したのち、第1部と第2部の車両を使い危険箇所の警戒を行いました。
第3部は不老川不老橋の橋の架替えの工事の影響で、不老橋上手に新たな冠水危険箇所ができた事により、可搬ポンプを設置し大雨の影響による冠水時の排水に備えました。
また残りの団員達で、不老川無名橋の越水に備え土嚢の移動を行いました。
無名橋下手の土嚢が少なかった為、無名橋上手から8名で100個程の土嚢を運びました。

気温はさほど高くはありませんでしたが、湿度が高く雨合羽を着用しての作業だった為、汗だくになりながらの作業でした。
その後も警戒と大雨への準備を行いましたが、雨が強くなる事もなく降雨予報も危険な状況から抜けた為、撤収をしました。
不老橋上手にあった第2部の詰所が、建て替えの問題で現在は詰所がなく警戒活動を行うのが大変な中ではありますが、参集した団員達は入間市の安全の為に必死に活動をしました。土曜日で休みの団員や仕事の団員、各自様々な事情がある中でしたが、有事に備えた活動ができたかと思います。
今後も第5分団に限らず、入間市消防団全体で入間市の安全の為に、一生懸命な活動を続けていきます。