行事報告と活動報告【平成24年度】

現役団員から市議会議員へ
2013.03.21


第6分団第2部の松本よしあき君(25歳)が、市議会議員に当選しました

3月17日(日)に入間市議会議員選挙が行なわれました。
今回の選挙に、第6分団第2部の松本よしあき君が25歳という最年少の若さで立候補しました。

2年前、消防団の募集のチラシを配ったところ、すぐにメールで「消防団に入りたい」と連絡がありました。
東日本大震災4日後から被災地でボランティア活動をしたりしていて、入間市に戻って来たら入間市の為に何かがしたいということでした。
当時は、まだ早稲田大学大学院生でしたが、その後、衆議院議員の秘書をしたり、社会福祉士として働いたりと積極的に活動していました。

もちろん消防団でも、入団の年に操法大会があったのですが、自ら立候補して3番員をやり、誰よりも練習していたり、練習が無い時も、毎日走り込みをしていたり、活動力では誰にも負けておらず、部の原動力となっている存在でした。

そして今年、晴れて25歳になり、被選挙権も得ることができ、立候補しました。
25歳の若さではありますが、入間市のこと、福祉のことなど、いろいろなことを常に真剣に考えている姿は、目を見張るものがありました。

25歳ですので、知名度もなく、応援する人も同級生が多い中、選挙活動中の1週間、赤い土の風がビュンビュンと吹き荒れる中、誰よりも多く、入間市中にマイクで自分の熱い思いを市民に訴えていました。

朝晩の駅での活動は2年前から行なっていたので、顔見知りになるひとも多く、選挙戦が終わる頃には多くの市民の心を動かしていき、見事25人の立候補者のなかで、2,890票を獲得し、3位という素晴らしい結果で当選することができました。

これにより、日本でも最年少で現役消防団員の市議会議員が誕生しました。

これから広域消防の合併などで、消防団のあり方も変わってくるかもしれませんので、現役消防団員として、消防団の現状もしっかり把握した上で、消防団と広域消防との架け橋になってもらい、しっかりと働いて頂きたいと思います。



多機能車合同訓練
2013.03.21


3月17日(日)、市内に配備されている多機能消防車による合同訓練が実施されました。
今回は、災害時、車両に取り残された要救助者を、車両を破壊することにより救助するという想定でした。自動車解体業に従事する現役団員により今回の訓練用車両を調達していただき、実施することができました。

以下、今回の訓練に参加した団員よりの感想を掲載いたします。

◇◇◇
今回有意義な訓練をありがとうございました。
車の中から救助する時、車のエンジンが作動していないか、ハイブリッド車のバッテリーが遮断されているかなど、知らない事だらけでした。

また、訓練においては車のドアを開けるのがこんなに難しいとは思いませんでした。
本物の車を使った貴重な訓練が出来た事が、災害時において役立つと感じる訓練だったとと思います。

今後もこのような訓練を重ね、災害時に少しでも動けるようにしていけたらと思いました。
次回の訓練も是非参加したいと思います。

第6分団第2部 江藤貴之 記
◇◇◇
現在入間市消防団には、4台の多機能消防車が配備されています。(2011年度配備:第5分団第3部、第6分団第2部 2012年度配備:第1分団第3部、第7分団第3部)
日頃より行っている、チェーンソーやエンジンカッター、油圧カッター等の資機材訓練とともに、実際の災害現場を想定した今回のような実践的な訓練により、ますます意識・技術が向上することが期待されます。
今後も、我々消防団員一人ひとりが様々な訓練、経験を積み重ねながら、市民や地域の安全を守るチーム力を蓄え、万が一の時に備えて活動していきます。


特別表彰まとい受賞
2013.03.08


入間市消防団に新たな1ページが!

去る平成25年2月26日、日本消防会館(ニッショーホール)にて行われた、第65回日本消防協会定例表彰式において、入間市消防団が最高表彰である「まとい」を受賞しました。
全国で活動する多数の消防団の中から、入間市消防団が選ばれたことは、大変名誉なことであり、感激もひとしおでありました。
ステージ上で受賞される内村団長は、いつになく輝いて感じられました。その晴れの姿を見ることができ、同じ入間市消防団員として士気の高揚を感じました。
また、この「まとい」受賞に関しては、これまでの消防団OB、消防団関係者の皆様、そして現役団員総力で得たものと感じます。
今後も歴史を重ね、市民のための誇りある消防団として輝いていきたいと思います。
これからも入間市消防団にご注目ください。

この表彰について、新聞に掲載されました。
朝日新聞 平成25年2月28日付 第29面
埼玉新聞 平成25年3月3日付 第11面

新聞記事については、こちらからご覧ください。

【特別表彰まといについて】
この表彰は、消防庁長官表彰及び日本消防協会長表彰旗を授与され、かつ全国消防操法大会へ出場経験があるなど、全国でも数少ない消防団の中から、特にその活動が優れた消防団に与えられる日本消防協会表彰としては最高栄誉の表彰です。
昭和54年度(消防団数3,700、現在は2,300)に創設され、毎年度、特に優秀な10の消防団に対して贈られるものです。

入間市消防団これまでの受賞歴
○消防庁長官表彰旗:昭和51年3月4日
○日本消防協会長表彰旗:平成8年2月9日
○全国消防操法大会へ出場:平成12年10月19日 第4分団第3部が小型ポンプの部で敢闘賞を受賞

【県内消防団における過去のまとい受賞歴】
昭和58年度:秩父市消防団
平成 4年度:坂戸市消防団
平成 5年度:玉川消防団(現ときがわ消防団)
平成13年度:大滝村消防団(現秩父市消防団)
平成19年度:川越市消防団
平成22年度:所沢市消防団
平成24年度:入間市消防団


消防団本部役員県外視察研修会
2013.03.08


去る1月27日(日)から28日(月)の2日間にわたり、消防団本部役員県外視察研修会を実施し、茨城県つくば市にある「筑波宇宙センター」を視察しました。
当施設は、1972年に開設され、宇宙飛行士の育成や宇宙開発の研究等、また、これまでに打ち上げられた人工衛星の追跡や管理が行われています。
視察当日は日曜日ということもあり、全国各地から多くの見学者が訪れておりました。日本人として初めてスペースシャトルに宇宙飛行士として毛利衛さんが搭乗してから約20年が経過してもなお、日本人の宇宙に対する関心の深さを伺い知ることができました。
当日は、センター担当者に随行していただき、施設の概要説明やロケット打ち上げ時の音響体験をした後、N−Iロケットから最新のH−IIBロケットまでの1/20サイズ模型や実物大の人工衛星等を見学しました。
視察を終えて、改めて宇宙の壮大さを認識したわけですが、そのスケールの大きさは違えども、宇宙開発等に携わる人たちに大きな夢があるように、我々消防団員も大きな夢のある職務であると再認識しました。
「安心・安全なまちづくり」の一翼を担うべく、今後の地域防災の要として頑張っていきたいと思います。


文化財防火演習
2013.02.03


去る1月26日に入間市小谷田にあります東光寺に於いて、文化財防火演習が行われました。
これは、昭和24年に法隆寺金堂壁画(国宝)が焼損した日に当たり、文化庁が貴重な国民的財産である文化財を火災から守る為に、この日を文化財防火デーと定められ、それに伴った演習です。

その演習に消防団からも地元の第2分団が入間市消防本部と連携し、普段ではあまり見られない延焼防止の為の水幕ホースを使用したり、一斉放水を真剣な眼差しで行っていました。

また、この演習には檀家さんや地元自治会や住民の皆さまなど、多くの人の協力を得て行われました。

昨今では、ニュース等で歴史的建造物の焼失などが見受けられます。入間市でもこれから消防団、地域住民の皆様とが力を合わせ文化財を含め防火の意識を高めていくことが大事だと感じました。


平成25年入間市成人式
2013.01.30


雪が降り積もる1月14日(月)、入間市成人式が入間市市民会館で行われました。

今年の成人式では初めての試みとして成人式に参加し新成人への入団募集活動を行いました。活動としては消防団アンケートやティッシュの配布など、普段の活動とは違うものの、少しでも新成人の皆さんに消防団の魅力や活動内容を理解してもらえるよう、団員が一人一人に丁寧に説明していき消防団の大切を伝えていきました。

新成人の中には『ボランティアに参加しようと思って行動した事があるんです。すこしだけ消防団にも興味があります。』など、前向きな意見もあり、今後の入団勧誘に繋がる話も聞けました。

今回、少しでも消防団の魅力を伝えることが出来たのも、参加して頂いた団員の皆様の成果だと思います。雪の中大切な時間を割いて頂き有難う御座いました。
また、これから大人の仲間入りする皆様おめでとうございます。
ぜひとも消防団への入団を期待したいと思います。


平成25年入間市消防出初め式
2013.01.09


小寒の寒さが緩んだ2013年1月6日(日)、入間市消防出初め式が彩の森入間公園で開催されました。

訓練の部では、消防署員はもちろん、消防団員の点検装備の行き届いた車両の行進、士気、規律正しい分列行進を田中龍夫市長に見ていただきました。今年は入間市立野田中学校と埼玉県立入間向陽高校の吹奏楽部の皆さんが行進曲を演奏してくださいました。
続いて、災害も少なく市民の安全、安心を祈念して平成25年にちなみ25メートルの高さからくす球祝い開きがありました。


式典の部では、橋本消防長から「常備消防(消防署)は狭山、所沢と統合され広域消防(埼玉西部消防局)となりますが、引き続き消防団、防火クラブの皆さんと連携して市民の生命、身体、財産を守って安全・安心なまちをつくっていきたい」と開会の挨拶がありました。国歌斉唱では関谷本部分団長の素晴らしいリードで国歌の斉唱がありました。


長年にわたり積極的に消防団活動をされ、平成24年に退団された方、消防団活動を陰で支えてくださっているご家族の方に家族表彰が、勤続10年以上16名、勤続5年以上14名、合計30名の方々に入間市表彰の精勤章が、長年にわたり消防設備や施設の整備に尽力してくださっている方々へ狭山入間支部表彰(消防功労章)がありました。

田中市長が、「一片の雪のように小さな力ではあるが、それがきっかけとなって状況を変えるそんな力になっていただきたい」と訓示を頂きました。

最後に内村消防団長が、「常備消防(消防署)が広域化されますが、非常備消防(消防団)とは今まで以上に連携を密にして、行動していくことをお誓いします」と云い、閉会しました。

昨年第1分団第3部および第7分団第3部にエンジンカッターやチェーンソーなどが搭載された多機能型消防車が配備されました。消防組織が誕生してから350余年、組織も装備も近代化されました。それでも、自分たちの地域は自分たちで守るという消防団の精神を忘れずに、市民の皆さんの安全安心な暮らしをサポートしていきたいと思います。


消防少年団防火餅つき大会
2012.12.19


平成24年12月15日(土)、入間市消防少年団の恒例行事である防火餅つき大会に消防団員も参加しました。

防火餅つき大会には、入間市長や消防長、消防団長にも参加して頂き、盛大に開催されました。
団員は主に消防職員の方と餅つきの準備を行って、行事がスムーズに進むように協力しました。

最後は参加者全員で、つきたてのお餅と、豚汁をいただきました。
寒い中食べるお餅と、豚汁はより美味しかったです。




消防車両引渡式・入魂式
2012.12.19


平成24年12月9日(日)、入間市消防本部にて消防車両引渡式・入魂式が行われました。
今回は、第1分団第3部(豊岡地区)と第7分団第3部(西武地区)に可搬ポンプ付搭載車が投入されました。

車両は、多機能型車両で狭所に利便性の高い可搬ポンプを搭載し、震災用初期簡易救助器具を積載し、震災対策用資材を充実強化したものとなっています。主な装備品として投光機一式・電動式油圧カッター・簡易救助工具セット・全自動電子バッテリー管理器・水中ポンプ・受令器・伸縮式担架・消防車用消火器・サーチライトが搭載されています。

 引渡式では、田中市長より厳しい財政状況の中、今回多機能式車両を二台引渡出来たことは、大変喜ばしい事であり、これも市民の財産と安全を守る第一線で活躍する消防団への期待と信頼からとのお言葉をいただきました。内村団長は、団員が資機材を安全に使いこなせるよう訓練を行っていきたいとのことでした。

 我々消防団員は、厳しい財政状況の中、新型車両を引渡されこれも市民のみなさんのご理解、ご協力のおかげと感じております。また、新型車両と共に気持ち新たに日々の訓練、災害対策に取り組んでいきたいと思います。

入間市消防団 広報委員会 木植 直樹 記



入間市消防特別点検報告
2012.12.05


11月25日(日)、西武市民運動場にて平成24年入間市消防団特別点検が実施されました。
点検者である田中入間市長をはじめ、多くの消防関係者、来賓の方々にお越しいただき、日頃の消防団活動及び訓練の成果をご覧いただきました。
はじめに参加団員数の点呼、服装規律点検が実施され、規律正しい訓練礼式を点検されました。

次に機械器具点検が実施され、災害出動に備えた機械器具が確実に整備実装されているか点検され、日頃より、器具等については訓練や災害より戻った際に各隊の機関員等により確認を行っていますが、特別点検の中では入間市消防団全隊について一律に点検を実施します。今年は新型多機能消防車も導入され、小型ポンプ車の台数も増え以前までの特別点検とは一味違う形で操作展示が行われました。

その後、全隊の車両を後方の河原付近へ移動し、入間川へ向けて一斉放水が行われました。消防団全隊による一斉放水の迫力は圧巻でした。 この特別点検に向け、休日や夜間に練習してきた成果を発揮できたと思います。 みなさん早朝よりお疲れ様でした 今年も残すところあとわずかです。最後まで気を引き締めて消防団活動を頑張りましょう。



小型ポンプ隊特別点検合同展示訓練
2012.11.17


11月25日(日)に行われる平成24年度入間市消防団特別点検の合同展示訓練を11月10日に現地である西武市民運動場にて行いました。

今年から2つの部が小型ポンプ隊になり、小型ポンプ隊の展示形式が変わったため、入間市全部の小型ポンプ隊による展示訓練となりました。

夜間の展示訓練でしたが、みなさん真剣に取り組み意義のある訓練となりました。

今年の小型ポンプ隊の操法は隊数が増えたため、去年に増して見ごたえあると思いますのでご期待ください。



消防フェア開催
2012.11.17


10月27日・28日、入間万燈まつりにて、消防フェアが開催されました。

わた菓子、ジュース、水ヨーヨー、風船を販売。※いただいたお金は募金とさせていただきました。

1日目では「消防戦隊 ファイヤーレンジャー」ショー。
2日目は生憎の雨でしたが、救急車、地震体験車、はしご車、救助工作車を実体験ができるコーナーがあり多くの方がいらっしゃいました。

また、消防団では今年第5分団第3部、第6分団第2部に配備された新車両を展示し、見学していただいた方には無料で撮影・現像をしました。

来年度からは広域消防になり、入間消防の消防フェアが今年で最後になるかもしれませんが、違う形で消防団が参加する可能性はありますのでみなさま ご期待ください。



木下市長を表敬訪問
2012.11.12


11月5日、20年の長きにわたり市政の先頭に立ち活躍され今期(11月17日退職)で勇退される木下博入間市長を入間市消防団正副団長で表敬訪問いたしました。

木下市長在任中には消防団と消防本部及び行政との非常に近密な関係を築いて頂き、消防団活動の環境充実また消防団行事には万障繰り上げてでも参加されるなど、消防団活動に格別なご理解をいただいたことに関し団長より御礼の言葉が述べられました。

木下市長からは、平成25年度からの消防本部広域化に向けて入間市消防団の組織及び活動環境が、これまで以上に充実したものとするべく、行政との連携を更に強化していかなければならないとし、それぞれの地域に密着した更なる活動を期待すると述べられました。



平成24年度大規模消防演習報告
2012.11.12


去る10月31日、入間市役所において平成24年度大規模消防演習が実施されました。消防団からは第1分団第1部が参加しました。

平成24年10月31日午前9時ころ、埼玉西部地区に地震が発生、入間市役所5階給湯室より出火し自衛消防隊が消火にあたったが延焼拡大、負傷者・逃げ遅れ等ありという想定でした。

まもなく始まる消防広域化を想定し、近隣消防署より救急隊や救助隊が出動したり、県の防災ヘリが市役所の上空を飛び回るなど、今までとは違った雰囲気の中での演習でした。




防災訓練反省会
2012.10.02


9月28日(金) 入間市産業文化センターにて防災訓練反省会が行われました。
この防災訓練では行政による「公助」、自らの身は自ら守る「自助」、地域住民と自主防災会が連携を図りともに助け合う「共助」をメインテーマに訓練を実施しました。
検証として、本部機能の強化、通信機能の強化、避難指示また誘導の重要性、基礎訓練反復の重要性などがありました。

この訓練に先がけて指定避難所2ヶ所において避難所宿泊訓練を実施しました。

いかなる訓練にも積極的に参加し地域のリーダーとしてこれからも活動していきます。



埼玉県消防協会狭山入間支部研修会
2012.10.01


9月29日(土)15時より、埼玉県消防協会狭山入間支部研修会が狭山市消防本部4階講堂にて開催されました。
講師に元東京消防庁警防部長 佐藤康雄 氏をむかえ、東日本大震災における指導者の判断について、講演していただきました。

東日本大震災ではおもに原子力災害の陣頭指揮をとられた体験を語っていただきました。3つほどご紹介させていただきます。

客観的に現場をとらえること。
対策本部に集まってくる情報は共有する価値のある情報というだけで本当に大切な情報とは限らない。ということでした。実際平成23年03月11日、東京消防庁に寄せられた通報は一日でおおよそ一万件だったそうです。一万件すべての通報に対応しきれないので、人命にかかわることを優先させるという苦渋の決断をしたようです。
また、時間感覚もあいまいになっていったそうです。たとえば自分の感覚で1分ほどしか経過していないと思って、時計を見ると5分経過していることに気が付いた。というケースがあったそうです。

変化に対応すること。
原子力災害の現場では、日を追うごとに放射線量が高くなっていく中、津波により押し流された瓦礫などにより、想定していたプランでは任務を遂行できなかったそうです。その時に、偵察隊としてどうすれば任務が可能か調査した部隊がいたそうです。その部隊によって、現実的なプランをたてなおし任務が遂行できたそうです。

「情報は決心の礎」
限定された情報、高い放射線量、隊員を危険にさらして任務の遂行するのは、大変な決断の連続だったと振り返っています。実際の現場、緊急消防援助隊としての活動、各消防署と連携して実施した合同訓練などを通して、共有すべき情報と重要な情報をふるい分けすることが大事だという経験が生かされたそうです。

自衛隊の活動に比べて、緊急消防援助隊の活動は国民の皆さんにあまり知られていませんでした。それは活動内容をきちんとプレスに伝える部隊を同行させなかったからだそうです。

最後に
講演中、佐藤先生は部下がよくついてきてくれたと感謝していました。その部下の方たちも家族の存在が力になったと伺いました。

筆者は、「現場で指揮を執っていたわけではなく、隊員の安全管理のため、変化する現場に対応するため、そして、ミッションに対して責任を負うために福島に行った」と佐藤先生が語ったことが、印象に残りました。



消防団分団対抗ソフトボール大会
2012.09.17


まだまだ、夏が残る9月9日(日)入間市消防団の全分団参加のレクリエーションとして「第1回消防団分団対抗ソフトボール大会」が開催されました。

みなさん、汗だくになりながらも、珍プレイ好プレイが続出。

とても、楽しいレクリエーションとなりました。

また、優勝チームは「第一分団Aチーム」となりました。おめでとうございます。



第27回埼玉県消防操法大会
2012.09.17


バスを降りると容赦なく照りつける太陽。あちこちから聞こえる蝉の鳴き声。そして遠くから聞こえる応援の声。
残暑厳しい今年の夏、そしてひときわ暑い夏を感じるため第27回埼玉県消防操法大会に行きました。
この大会に出場する狭山市消防団を応援するため入間市消防団本部役員(正副分団長以上)で応援団を結成し、現地入りした。
本番1時間前、狭山市消防団団長より激励の言葉を発し準備を始めた。細かい動作を真剣に確認している姿を見てこの大会の意気込みがレンズ越しに伝わってきた。

相変わらずうるさい蝉の鳴き声を掻き消すように、狭山市消防団第5分団第2部1班の掛け声が聞こえてきた。
いざ本番!選手たちが隊列を組んで入場そして指揮者の開始宣言と想定を言い終わると「集まれ」。選手たちが一斉に集合線に集まる。選手3人の手や足まで揃ってきれい。
「定位に付け」「操作始め」選手たちがそれぞれに動き出し前方の火点の的を倒す、タイムは43秒台。

結果は第3位だった。

40数秒のために1年かけて頑張ってきた選手、それをサポートし続けてきた指導者に心から敬意を表したい。

次回は我々がこの地に立つと思いバスに乗り帰路についた。

第27回埼玉県消防操法大会

ポンプ車の部

優 勝 所沢市消防団
準優勝 坂戸市消防団
第3位 朝霞市消防団
優秀賞 久喜市久喜消防団
優良賞 熊谷市消防団

小型ポンプの部

優 勝 小鹿野町消防団
準優勝 飯能市消防団
第3位 狭山市消防団


狭山市消防団激励会
2012.08.20


8月18日(金)、狭山市民会館において、消防団狭山入間支部操法大会小型可搬ポンプの部を勝ち抜いて県大会に出場する、狭山市消防団第五分団第二部第一班の出場隊の激励会に出席しました。
狭山市長をはじめ多くの御来賓のなか全国大会に出場を目指す意気込みを感じました。
是非、全国大会出場できるように頑張って下さい!!
入間市消防団も応援しております!!


頑張れ!!狭山市消防団第五分団第二部第一班!!



入間ケーブルテレビ取材報告
2012.08.01


先日、消防団広報委員会では、入間ケーブルテレビの取材を受けました。
内容は「震災後の防災意識」。個人のことや消防団としてのことなど、少しの時間でしたが、インタビューを受けました。

撮影された内容は、3回に分けて放送されるそうです。
お楽しみに!

オンエア報告
1回目 
8月1日〜7日

2回目
8月8日〜14日

3回目
8月29日〜9月4日

「週刊いるま」
毎日10:00〜、12:00〜 、18:00〜 、21:30〜



第18回 市長杯チャリティーゴルフコンペ開催
2012.08.01


去る7月25日(水)、入間市消防団の恒例行事、「第18回 市長杯チャリティーゴルフコンペ」が今年も行なわれました。
各分団から総勢80名の参加者が集まりました。

市長をはじめ、本部役員も団員もこの日は消防団活動ではみせない笑顔でいっぱいでした。
各分団対抗となるのですが、今年は1分団(市長も含め)がユニフォームをそろえ、存在感をアピールしていました。
その団結力が功を奏したのか、第1分団が見事団体優勝となりました。

チャリティーホールでは今年も沢山の募金が集まりました。
今年も消防少年団やファイヤーレンジャーなどに寄付させて頂きます。



入間市初の消防団協力事業所認定
2012.07.11


入間市で第1号の消防団協力事業所 西武燃料 平成24年7月5日午前9時から入間市役所市長室にて、入間市初の消防団協力事業所として西武燃料が認定され表示証が交付されました。
平成20年から入間市では、消防団協力事業所表示制度を制定しておりましたが、初めての認定事業所となりました。
全国では77,87の事業所、埼玉では45の事業所、近隣の市では、所沢市は0事業所、狭山市では2事業所、飯能市では6事業所、日高市では4事業所となっております。


消防団協力事業所とは?

「消防団協力事業所表示制度」とは、事業所の消防団活動への協力が社会貢献として広く認められると同時に、事業所の協力を通じて、地域防災体制がより一層充実されることを目的とした制度です。
「消防団協力事業所」として認められた事業所は、取得した表示証を社屋に提示でき、表示証のマークを自社ホームページなどで広く公表することができます。

西武燃料
入間市の西武地区(第7分団)仏子に昭和35年からある事業所です。
主な事業内容はLPガス、灯油、機器設備工事、入間市上下水道工事。従業員数は11名で、そのうち消防団に所属しているのは3名。
社長は元消防団で分団長まで務められ、息子さんは現役の消防団員で、第7分団第1部の部長として活躍中で、先代さんも元消防団員と親子3代で消防団に貢献されております。
LPガスを扱っている事業所ということから、住宅火災現場にてガスの元栓を締める仕事もあります。
普段から住宅火災に対してとても気にかけている事業所で、住宅火災が発生すれば消防団としてだけでなく本業として駆けつけ両方の仕事をされております。
これからも消防団協力事業所として、その職種を活かして地域防災と社会貢献に努めていきたいとのこと。
我々消防団としては、大変心強い協力者ができたことで、ますます活動の広がりが期待されます。


消防広域化説明会
2012.07.03


6月23日(土)午後6時より消防本部において、来る平成25年4月より始まる『埼玉西部消防局』5市消防広域化についての説明会が行われました。

消防団からは、団長・副団長・団本部役員から一般団員まで、多数の出席がありました。
行政側より、
入間市副市長 吉田竹雄副市長
市議会議長 近藤常雄議長
防災防犯課 中里課長
防災防犯課 岡野主幹
の4名が出席されました。

このうち、入間市吉田副市長より、「消防広域化の現状と課題」と題して講話があり、消防団員へ向けた消防広域化の説明がされました。
消防の広域化は、常備消防(消防職員)の規模を拡大することで、行財政上の様々なスケールメリットを活かし、消防体制の整備及び充実強化を図り、住民サービスの一層の向上を図るもの。災害出動体制の強化・現場で活動する消防隊員の増強など資料と共に説明がありました。
講話の後、質疑応答では、団長をはじめ団員より活発に質疑がなされました。広域化に伴う変化についての関心の高さがうかがえました。

最後に今後も住民の生命、身体、財産を守るという消防の責務を果たす事は変わらず市民を守る活動を続け、現状と同様に関係を密に図っていき活動していきたいと思います。



土嚢作成訓練
2012.07.01


6月30日(土)、入間市消防本部において土嚢作成訓練が行われました。

まず、本署職員より土嚢袋の説明、作り方の説明を受けました。以前の土嚢袋よりも耐久性に優れた材質にはなっているそうですが、紫外線による劣化があるとのことなので、保管する際には日光に当たらないよう、注意が必要とのことでした。
土嚢袋の6〜7割に砂を入れると、土嚢を設置した際に柔軟に形が変わるので効果的とのことでした。

土嚢の積み方には、様々な種類があるそうですが、今回は一般的に水害現場で利用される積み方を指導していただきました。
各部、20体を作成し部の詰所に持ち帰りました。この土嚢は、8月に行われる入間市防災訓練にて使用するとのことですが、台風シーズンが近づく中、実際に活用することのないことを祈りたいと思います。


本部役員普通救命講習
2012.06.17


去る6月9日(土)、消防本部において、団本部役員による普通救命講習を実施しました。

今回は、昨年配備された多機能型消防車に搭載されてるAEDや心肺蘇生(人工呼吸・心臓マッサージ)等の講習を受けました。
内村団長も先頭にたって実地講習を行い、副団長、正副分団長全員がAEDの使用方法ならびに人工マッサージの方法を再確認を致しました。
人工マッサージ等においても初期の迅速な対処が大事だということ。また、処置方法や考え方においても、年々変わったりしているとのことでした。

現代、心筋梗塞や脳卒中が増えてるなかで、是非皆さんも普通救命講習を受けてAEDや心肺蘇生の方法を覚えては如何でしょうか?


平成24年度入間市消防団県外視察研修会
2012.04.25

平成24年度の入間市消防団幹部県外視察研修会が4月22日(日)、23日(月)で行われました。
本年度は、東日本大震災の被災地の視察へと、木下市長 橋本消防長を来賓として御迎えし団本部6名、各分団の部長職以上の団員と事務局を含めた総勢45名が参加致しました。


1日目には、福島県いわき市で沿岸部の被災状況を目のあたりにしました。沿岸部では、やはり津波被害が大きく、今では辺り1面更地になっていました。建物は、みんな津波に押し潰されたそうです。それでも、そんなに距離が離れてなくても 立地によっては樹木や小高い丘の陰になって被害が少なくて済んだ状況も見られました。
また、話によると発災後には携帯電話が使えず無線機がとても有効的に役立つとの話が聞けました。



2日目には、研修先を福島県須賀川市に移し、内陸部被災状況を研修しました。まず、須賀川市消防本部で須賀川消防団との意見交換会が行われ各部長たちも活発に質問されてました。そんな中でもやはり大規模災害時には情報収集や情報伝達には無線が非常に活躍するのでデジタル無線等を装備したいとの話を聞けました。

また、須賀川市では農業用貯水ダム湖の藤沼湖が決壊し 死者7名 行方不明者1名が犠牲になった他、家屋や農地にも大きな被害を受けました。その藤沼湖にも現地視察に向かいました。ダムの決壊という世界的にあまり例のない災害現場を目のあたりにしてきました。自然の猛威を改めて感じさせられました。

今回の視察で災害現場では無線機という情報連絡手段が大変有効だと、また消防団員を含め住民皆が訓練等の日頃からの準備が必要だと感じた研修会でした。

最後に今回研修先で御世話になった福島県いわき市、いわき市消防本部、須賀川市、須賀川消防本部、須賀川市消防団の皆様に深く感謝を申し上げると共に1日も早い復興を願っています。


編集後記

本年度より広報委員長になりました本部分団長の関谷です。
バスの中での木下市長の講話、素晴らしかったな〜!
また、聞きたい限りです。

頑張りますので今後とも皆様広報委員会を宜しくお願いします。


本部役員会議並びに消防団役員意見交換会
2012.04.01

新入団員辞令交付式の後、消防本部内消防団会議室において、本部役員会議が行われました。
まず、内村団長より、第1・3・5分団の新正・副分団長への辞令が交付されました。
その後、会議に入り報告、審議等が行われました。
特に昨年度末、第5分団・第6分団に多機能消防車が配備されました。それに伴い、当該車両の団員(多機能部隊)については、活動服のワッペン(分団章)をオレンジ色に更新しました。
これにより、活動現場での判別とともに多機能部隊各員の意識向上も図られます。これからどのような災害に遭遇するかわかりませんが、配備された資機材を有効に利用して活動することが期待されます。
午後からは、各部長も交えて消防団役員意見交換会が行われました。
まず、内村団長より、新たに就任した14名の部長へ辞令が交付されました。
その後、3つのグループに分かれて意見交換会に移りました。それぞれのテーブルでは、現在かかえている諸問題や各地域の特徴などの意見が交換されました。


平成24年度新入団員辞令交付式
2012.04.01

4月1日(日)午前9時より、消防本部において平成24年度新入団員辞令交付式が行われました。
平成23年度の途中入団者5名、平成24年度新入団者18名の新しい仲間が加わり、消防団のより一層の活性化が期待されます。
辞令交付式では、宮崎副団長より開式のことばが述べられた後、内村団長より、新入団員一人ひとりに入団辞令が手渡されました。
内村団長の訓示として、昨年の東日本大震災における被災地消防団の活動などが紹介され、いつ発生するかわからない災害に備え、消防団員それぞれが常に気を引き締めて活動してほしい旨、述べられました。
また、来賓として木下入間市長、近藤市議会議長より激励のあいさつをいただき、新入団員ともに気持ちを新たにされました。
休憩の後、消防本部1階食堂にて、消防団紹介ビデオを視聴しました。これは、総務省消防庁が一般市民向けに作成したビデオですが、新入団員にとっては何も知らない活動内容です。
全国各地で行われている消防団活動の映像を見ることで、今日から始まる消防団員としての生活を考える機会になったと思います。
日程の最後として、消防本部屋上へと場所を移し、消防署員による訓練礼式が指導されました。
整列や右向け右、まわれ右など学校生活でおなじみのものから始まり、消防団の規律を重視した動きを細かく指導されました。
特に、指揮者から「集まれ」の号令を受けて、基準の団員を目標に一斉に集合してくる動きなど、初めてのことに戸惑いながらも、皆真剣な表情で行っておりました。
雲一つない青空でしたが、屋上の風は強く、寒さを感じながらでした。それでも、新入団員の熱心な訓練の様子に心の底が熱くなる思いでした。
新入団員みなさんには、一日も早く消防団活動、団員の関係に慣れていただき、市民のために活動していただきたいと思います。




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