分団紹介

現在、入間市消防団は7つの分団により組織されています。
各分団には分団長以下、2〜4部の小隊が編成され、それぞれの管轄地域の防災活動につとめています。
また、平成27年度より女性団員も入団し、活動の幅も広がりをみせています。

第1分団   第2分団   第3分団   第4分団   第5分団   第6分団   第7分団   女性消防団

第2分団

東金子地区は、世帯数が約7,000世帯と、豊岡、藤沢、西武地区に次いで多く、文化財6ヶ所、医療・養老その他施設も19ヶ所あります。1月から3月までの火災予防活動や、年間を通じて研修・訓練を積極的に行い、平成23年の入間市消防操法大会では小型ポンプの部で優勝しています。

管轄地域: 東金子地区
牛沢町 上小谷田 小谷田 大字小谷田
大字狭山ヶ原 大字扇町屋 大字高倉
大字新久 森坂
上記以外の東金子地区
配備車両:
消防ポンプ車2台(1・2部)
多機能車1台(3部)
入団年度:平成16年
職業:建設リース業
入団年度:平成17年
職業:自営業

活動報告(第2分団)

文化財防火演習
2023.02.22
去る2月18日(土)、氷川神社にて文化財防火演習が行われました。

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、延期が続きましたが今年度は感染対策を行い、開催されました。

まず最初に、埼玉西武消防局から初期消化の講習があり、実際に水消火器を使う訓練が行われました。
その後、通報を受ける想定で2分団が出動し、放水を行いました。

この訓練を通して有事に備え、また市民の皆様にも防災意識を高めて頂ければと思います。


中継訓練
2021.07.03
去る6月27日(日)、JAいるま野東金子支店の駐車場にて中継訓練が行われました。

今回の訓練は、他の部の車両や可搬ポンプの扱いについて理解を深める目的で行われました。

団本部や女性消防団、危機管理課にも参加していただいてよりよい訓練になったかと思います。

有事の際に他の部の車両で出動することも増えているので、この訓練を活かして火災に対応していければと思います。


第2分団歓送迎会
2019.06.02
去る5月5日(日)、市内の飲食店において、第2分団歓送迎会が行われました。

吉田前分団長、野村前後援会副会長様、間野前後援会副会長様、久保田前OB会副会長様に花束が贈呈されました。

田中市長をはじめ、金子市議、後援会やOB会の皆様から労いの言葉を頂きました。

また、吉田前分団長は今年度より本部分団長に昇進されました。第2分団からは離れますが、団本部にて、益々のご活躍をお祈り申し上げます。


消防団長就任祝賀会
2018.07.12
去る6月30日(土)、産業文化センターにて第2分団消防後援会による入間市消防団長就任祝賀会が行われました。

来賓の田中市長より、初めての第2分団出身団長ということで、宮崎団長には入間市のために尽力してほしい旨の祝辞を頂き、花束が贈呈されました。

宮崎団長からは、団員がより良く活動できる環境を作っていきたい、また新入団員の勧誘に力を入れたい旨の抱負が述べられました。


私たち第2分団は宮崎団長の出身分団という誇りを持ち、団長を支えながら消防団活動に邁進していきたいと思います。


第11回入間市国民保護訓練
2018.03.26
平成30年3月10日(土)、東金子小学校にて第11回入間市国民保護訓練が行われました。

消防団はじめ、市役所、消防局、狭山警察署、自衛隊、医師会、看護学校の方々との合同訓練でした。

消防団は、第1部のミサイル発射に関する対応説明のデモンストレーションを展示しました。
屋内や乗車時においても、カバン等で頭部を保護したり、床や地面に伏せたりしました。

第2部では、テロ等緊急対処事態に関する対応方法については、消防局と医師会、看護学校による本番さながらのトリアージ等の実演が行われました。

その後、警察署、陸上自衛隊、航空自衛隊からテロ対応方法等に説明され、閉会式となりました。

屋外では、資機材と車両展示が行われていました。
何事がないことが何よりですが、有事の際にどう対処すればいいのかを学ぶ機会となりました。



歳末特別警戒(第二分団)
2017.12.31
寒い日が続きますが、昨日はより冷え込んだような気がします。
そんな中でしたが、歳末特別警戒を実施しているところを、団長はじめ市長らが視察にいらっしゃいました。
寒い中でしたが、女性消防団の方も一緒に出迎えました。

また、正副分団長と共に、自治会の方々も一緒に回って頂きまして、ありがとうございました。
来年もがんばりたいと思います!



大規模消防演習
2017.11.08
平成29年11月8日(水)、ニトリ入間店を訓練場所に、大規模消防演習が行われました。

この演習は、秋季全国火災予防運動の一環として、市内事業所を対象に大規模建築物火災を想定した実践的な訓練を実施します。
入間消防署をはじめ、自衛消防隊、そして消防団との連携はもとより、埼玉県防災航空隊及び消防局各署隊との連携強化を含めた火災防ぎょ技術の向上を目的としています。

演習内容は、1階寝具売場から出火し延焼拡大し、多数の負傷者と逃げ遅れが店舗内におり、放水と避難訓練を行うものです。
前半は、駐車場で初期消火訓練を行い、後半は、店舗を有効に使い、実践さながらの訓練演習を行いました。

一般市民が見学される中、要救助者をはしごを用いて安全に避難誘導したり、負傷者を担架で搬送したりしました。


技能検定訓練報告
2015.12.18
去る12月14日(月)、入間消防署において技能検定の訓練が行われました。

1回目の訓練ということで、資機材の動作確認や技能検定の全体の流れを確認しました。
技能検定では、訓練礼式はもちろんのこと、資機材の運搬、装備の確認、資機材の使用など細かく採点項目があります。
いつも行っているポンプ操法と勝手も違い、注意する項目や箇所も多く、消防署員のみなさんに丁寧に指導していただきました。

訓練の最後には、エンジンカッターを使って実際に鉄パイプを切断しました。
写真でもわかるように、周囲には火花も激しく散り、高速で回転する刃は扱い方と動作環境を誤ると危険なものです。
今回の技能検定を契機に確実、安全な運用を身につけ、より一層、消防団員としてのレベルを上げていきたいと感じます。

2月14日(日)に開催される多機能資機材技能検定まであと2ヶ月あまりですが、これから訓練を積んで精進していきたいと思います。


消防団ソフトボール大会
2015.09.02
去る9月6日(日)、入間市消防団分団対抗ソフトボール大会が行われました。
前回は準優勝と悔しい思いをしましたが、今年は我々第2分団が優勝しました!!

笑ったり、悔しがったり、野次が飛んだりとても楽しい一日でした。


年に一回のレクリエーションですがこういった形でも他の分団とも顔を合わせて団結を深めていきたいです。


防災訓練報告(第2分団)
2015.09.02
去る8月23日(日)、東金子中学校を会場に市対応の防災訓練が行われました。

集会を行っていたところ地震が発生し建物が倒壊、負傷者が多数いるとの情報により第2分団が出動。
倒木を発見し、救出搬送経路に支障をきたすと判断しチェーンソーで切断し経路確保。
そして負傷者の搬出、応急処置という内容でした。

今回は火災ではなく震災の倒壊でしたので水出しは無く地元の中学生と共に訓練しました。
普通の担架や毛布を代用した担架、三角巾を使った応急処置の仕方などを一緒に行い戸惑いながらも一生懸命作業する中学生に感心しました。

倒木の撤去には実際に木をチェーンソーで切断しました。

災害は無いにこしたことはありませんが訓練をしておくことにより実際当事者になった時の動き方、考え方、連携の仕方が変わると思います。

これからも訓練を通して防災のありかた、地元の方々との繋がりなどを学んでいきたいと感じました。


土嚢訓練・家族慰安行事
2015.08.03
7月26日に市内にて第2分団・第7分団合同で土嚢作り及び土嚢積み訓練が行われました。

先日の大雨で水防の重要さを身に感じている団員たち。
とても士気の高い訓練になりました。

内容としてはまず土嚢を実際に自分たちで作るところからで、土嚢作り専用の道具を使い100を超える土嚢を作りました。

次にブルーシートを川に見立て実際に土嚢を積む訓練を行いました。
2パターンの積み方を学び、その後第2分団対第7分団で土嚢積みレースを行い、チームワーク、速さ、正確さを競い合いました。
結果はチームワークは甲乙つけ難く、速さの第2分団正確さの第7分団といった感じで1対1の引き分けでした。

ゲーム形式とはいえ真剣に作戦を練り訓練をすることによって先日のような災害のときに迅速な行動がとれるのだと思いました。

訓練終了後、第2分団家族慰安企画として稲荷山公園にてBBQを行いました。

消防団活動のなかで一番といっても良いくらい大事なことは家族の理解です。
家族の理解、支えがなければ良い消防団活動というのはし難いものです。
そんな家族の方にに楽しんでいただき、さらに自分たちの仲間も紹介できるのが慰安企画です。

皆さんの笑顔や楽しそうな話し声を聞いているとそのような場になったのかなと思っております。


第2分団歓送迎会
2015.05.26
去る5月23日(土)、市内の飲食店において、第2分団の歓送迎会が行われました。

渡辺前分団長、小林後援会前副会長、さらに今年の3月で入間市役所を退職された大野前市民部長様、清水前市民部次長様に花束が贈呈されました。

皆様の永年の御苦労を労うとともに、これからのご多幸をお祈り申し上げます。


国民保護訓練報告
2015.03.16
3月7日(土)、新久小学校にて、平成26年度 第8回入間市国民保護訓練が行われました。

訓練想定としては、イベント会場の新久小学校体育館で破裂事故が発生し化学剤が撒かれ、負傷者が多数出ており、負傷者の救護と除染を行い周辺住民等の避難誘導を行うというものです。

参加団体は、消防署、警察署、市役所、陸上自衛隊、航空自衛隊、入間地区医師会、入間看護専門学校、東金子地区自治会、消防団(地元第2分団1〜3部)など多くの機関が参加しました。

この訓練での消防団の役割は、除染所で除染された負傷者をトリアージポストまで搬送、救急隊にトリアージタッグをつけてもらい応急救護所内まで搬送する。これを繰り返し行いました。

この訓練で火災や災害だけではなく、有事の際にも市民を守るということの重要性を感じました。


消防出初め式(第二分団)
2015.01.16
平成27年1月11日(日)に彩の森入間公園にて平成27年入間市消防出初め式が開催されました。

表彰式において第二分団から二名の家族表彰がありました。

家族表彰とは、消防団活動に従事する団員の家族に対し、永年の協力を表彰するもので、入団後15年を迎えた団員の家族に送られます。

我々消防団にとっては家族の理解というのが必要不可欠になってまいります。

今年一年も家族、地域に誇れる活動をしていきたいと思います。


第2部新車両お披露目式
2014.12.07
11月30日(日)、18時より富士会館にて第2分団第2部新車お披露目式が開催されました。

東金子消防後援会会長山岡様が主催者挨拶で、「東金子地区に素晴らしい装備が導入されました。東金子地区は団員も鍛錬されています。しっかりした装備と弛まぬ努力により東金子の住民をしっかり見守っていただきたい。新型消防ポンプ車導入、おめでとう。」という激励の言葉をいただきました。

入間市消防団渡辺第2分団長が主催者挨拶で、「諸先輩方から受け継がれてきた消防団の精神があったからこそ、我々は地域の方々から多大なご協力を頂くことになりました。今回、新型車両が導入されましたが、日々訓練を重ね、しっかりとした運用をしていきたいと思います。」と話しました。

そして、来賓として、田中市長からは、「本日は朝から入間市消防団特別点検、そして、新車お披露目式と大変お疲れ様です。消防団の皆さんは市民の生命、身体、財産を守るという大事な使命をもって日々活動されています。どうかこれからも大事な使命を胸に刻み込んでしっかり消防団員として活動していってください。」というお話をいただきました。

内村消防団長からは、「財政も厳しい中、第二分団第2部に消防ポンプ車が導入され、市長に厚く御礼申し上げます。我々消防団は、火災の鎮圧だけでなく、国民保護、災害時の救命活動、復旧活動など多岐にわたる役割があります。この地域住民の期待にきちんと応えていかなければなりません。また、東金子地区は入間市の中心に位置しています。どの分団にも応援に駆けつけられるよう、しっかりと訓練を重ね、入間市民のために、公務員として自覚を持って行動していただきたい。」と激励の言葉をいただきました。

また、宮崎副団長と入間市議会議員金子様からご来賓の挨拶をいただきました。

消防団は「自分たちの地域は自分たちで守る」という意識で日々活動しています。長野県での大きな地震、御嶽山、阿蘇山、桜島の噴火、最近では、大雨による災害などもあります。消防団とは、普段、被用者、自営業者などそれぞれ職業を持っており、地域の有事の際、特別職の公務員として、最前線で活動する組織です。

我々入間市消防団第二分団は、この装備を活用して「自分たちの地域は自分たちで守る」という消防団精神をもって、消防署、広く地域住民と連携を図りながら、自助、共助、公助の精神でこれからも活動していきます。


消防車両引渡式・入魂式
2014.11.24
11月23日(日)、快晴の小春日和の中、入間消防署にて第2分団第2部に消防ポンプ自動車が配置されました。

入間市主催の車両引渡式があり、その後入間市消防団主催の入魂式がおこなわれました。

式典終了後、装備の取扱いについての説明を車両製造・艤装各社からうけました。
時代の流れなのでしょうか タッチパネル操作になっているのは驚きました。

初期簡易救助資機材も積載されているので、災害救助等にも活用可能となっています。

装備を使いこなせるよう、訓練を重ねていきたいと思います。


消防車積載装備習熟訓練
2014.09.23
9月18日(木)、第3部の車両に搭載されているストライカー、チェーンソー、エンジンカッターを第2分団全団員が使えるよう、入間消防署救助隊員の指導を受け、訓練をしました。

各機器の操作方法と安全に作業するための注意点を隊員の方から受け、破壊や切断の訓練を行いました。

実際の場面で適切に対応できるよう、このような訓練を定期的に続けていきたいと思います。



第2分団激励会
2014.06.10
第12回入間市消防操法大会まで3週間となった5月25日(日)、
東金子中学校にて地元区長会及び消防団OBのみなさんによる激励会がありました。
挨拶の後、操法を見ていただき講評を頂きました。

大会本番に向けて体調管理や怪我のないよう訓練をしていきたいと思います。


消防操法大会 練習中
2014.04.27
第12回入間市消防操法大会まで2ヶ月を切りました。

4月24日(木)、入間消防署署員の方々にご指導を頂き、各隊員が真剣に指導を受けました。

4月下旬となり、日中は暖かくなってきましたが、夜はまだ冷えます。
そんな中でも操法にかける意気込みが伝わってくる熱のこもった練習となりました。

本番となる6月の大会当日まで、体調不良や怪我などないように頑張っていきます。





防災訓練報告(第2分団)
2013.08.26
8月25日(日)、第二分団は東金子小学校にて入間市防災訓練に実施しました。

降雨による訓練内容変更があり、倒壊建物救出訓練を行いました。
まず、負傷者の救護及び救護所までの搬送活動を行い
その後、救助犬による要救助者捜索と発見、消防署員による救出に連携して救護所までの搬送を行いました。
普段の消防団訓練とは違い、関係機関との連携は数少ない機会であり、訓練中は土砂降りだったので、緊張感をもって臨んだ訓練だったと思います。




第3部第4部統合式
2013.04.06
去る3月31日(日)、富士会館で入間市消防団第2分団第3部第4部統合式が行われました。

主催者挨拶として間野晃生第2分団分団長が「2年をかけて議論をしてきたこの統合の話が、地元住民の皆さんのご理解の上、ようやく実現することができました。この編成により不利になる地区がないよう、今まで以上に消防活動をしていきたいです。」と話しました。

さらに、来賓として田中龍夫入間市長と地元の入間市議会議員の金子俊雄氏が挨拶しました。田中市長が「入間市の消防署が昭和42年4月に結成された当初は、22名の署員で2台のポンプという装備でした。その後、消防団も組織され、消防署と消防団と連携がはかられてきました。昭和から平成へと時代が移り変わり、消防から防災へと消防署と消防団の果たすべき役割も変わってきました。今回、入間市消防団第2分団の第3部と第4部が統合されることで地域の市民の安全・安心を引き続き守っていっていただきたいです。」と新体制への期待の言葉を述べました。金子議員は「私も消防団員として活動していた経験がありますが、山間部の災害に対応するために小型ポンプの部隊を編成に加えた覚えがあります。今は装備が更新されて小型ポンプ搭載車となりましたが、やはり部隊がひとつ減るのはさびしい。」と地元市民の気持ちを述べました。

最後に統合宣言として、吉田賢一新第3部部長が、「今まで、上小谷田地区にあった現第3部がなくなることになり、地元住民の方々には申し訳ありません。4月1日から新体制で新第3部がスタートしますが、今までどおり、自分たちの地域は自分たちで守るという消防精神を忘れずに活動をしていくことをお誓いいたします。」と統合宣言をしました。




中野原稲荷神社節分祭警備
2013.02.05
平成24年2月3日(日)、入間市小谷田の中野原稲荷神社にて、節分追儺式が行われました。
日曜日ということもあり、大変大勢の方が豆まきにいらっしゃいました。私の地元では、豆まきでミカンや紅白のおもちなども一緒にまきます。

天気にも恵まれ、「大勢の方がおいでになったにもかかわらず、一人もけがをすることなく終えられて、一安心です。」と関係者の方もほっと胸をなでおろしていらっしゃいました。

空気も乾燥していて、祭りの開催を合図する花火も打ち上げられましたが、無事に節分祭が終えられて消防団としてもよかったです。



防災訓練報告(第2分団)
2012.08.22
平成24年8月19日(日)、入間市内において防災訓練が行われました。東金子地区は東金子中学校を訓練会場に自治会等との連携のもと消防団第二分団も「負傷者搬送訓練」をしました。

会場中央に入間市消防署のエアーテント(負傷者受入れの拠点)を設営。担架で動けない負傷者を搬送したり、比較的軽症な人をテントへ案内しました。実際の被害を想像しながら、地元の自治会の方と協力して訓練をしました。

去年から東金子中学校の生徒さんも訓練に参加するようになりました。

物資搬送訓練で配られた塩むすびで空腹を満たし、午後は第二分団恒例の送水中継訓練を仏子の入間川河川敷で実施。

普段使いなれていないほかの部のポンプ車両の操作を確認し、実際に送水してみました。可搬型ポンプとの操作の違いやポンプ車の特徴を知るいい機会になりました。

13時、すべての訓練を終えて撤収。皆さんお疲れ様でした。



第二分団幹部研修旅行
2011.12.17
12月10日(土)から11日(日)まで第二分団幹部研修旅行がありました。

【一日目】
研修先は東京都立川市の立川防災センター横の東京消防庁第八消防方面消防救助機動部隊(通称 ハイパーレスキュー隊)です。

消防救助機動部隊(以下ハイパーレスキュー隊)は1995年平成07年01月17日に発生した阪神淡路大震災を契機に、今までの常備消防の災害対応の仕方―人と車―だけでなく、重機や火薬といった特殊で専門性の高い技能や装備とあわせて、より高度な人命救助を行えるように法律を改正、より多くの救助要請にこたえられるように設立されました。

ハイパーレスキュー隊はほかの消防署と連携して救助などを行うため、たくさんの訓練を積んだ隊員たちで構成されているそうです。
多くは5年から10年という現場での経験をもとに推薦などで配属されています。第八消防方面のハイパーレスキュー隊は全隊員がすべての車両を一通り使いこなせるようにローテーションを組んでいるそうです。ですから、睡眠時間を削って訓練や技術の習得に努められているというお話を伺うことができました。

最近では福島第一原子力発電所の水素爆発後原子炉建屋の冷却に出動されています。

つづいて、横浜にあるキリンビール工場(横浜・生麦)に行きました。ここで昼食、工場見学です。見学後はおいしいビールを飲みました。

夕食は中華街(横浜)で夕食。

【二日目】
カップヌードルズミュージアムに行きました。安藤百福さんの考え方に深く感銘しました。
特に感銘したのは、「ヒラメキはアイデアになるが、アイデアは情熱がなければ成功しない」という言葉です。アイデアを次から次へと生み出しても、挫折してもあきらめないで続けていかなければ成功にはならないと、どんなにいばらの道であっても…。私たちも成功するにはこのような覚悟がなければいけないなと実感しました。

もちろんマイカップヌードルも体験しましたよ。

そこから、浅草で昼食です。少し遅めでしたがおいしかったです。
3時間ほど散策。浅草寺をみたり、東京スカイツリーを眺めたり…。遅めの昼食の腹ごなしもできました。

帰途。地元で反省会を兼ねて夕食。そして解散。

【まとめ】
ハイパーレスキュー隊は消防署の広域化の可能性をあらわしているのかもしれないと思いながら見学しました。各消防署とこのような消防救助機動部隊の連携という観点からも、これからの入間市・狭山市・所沢市・日高市・飯能市の広域化の未来の姿に思えました。

また、消防団には多機能型消防車が配備され始めています。エンジンカッターなど特殊な訓練も新たにしていかなければなりません。
災害、テロ、消防と消防団として地域の市民から期待されていることが大きくなってきています。
また、消防団員同士の横のつながりもこの旅行で深められました。今年は東日本大震災、秋には入間市消防団操法大会、一つ一つ大きなことを乗り越えてきたからこそ、お互いに結束をより強くできたのではないかと感じています。



節分祭警備
2011.02.07
2月3日、入間市小谷田の中野原稲荷神社で、節分祭がありました。第2分団第1部は、打ち上げ花火の警備のために出動しました。
節分祭では豆まきが4回行われ、大勢の人が参加しました。豆まきには紅白もち、みかん、豆が配られました。
立春を過ぎましたが、まだまだ寒いので暖房器具を使うことが多いです。さらに、空気が乾燥しています。
毎朝、痛ましい災害や火災のニュースを見聞きします。どちらさまも火の取り扱いには十分注意してください。


第2分団特別警戒
2011.01.16
歳末特別警戒に続き、身を切るような寒さと関東地方特有のからっ風により、暖房器具を使う季節で、からっ風など空気が乾燥する1月から3月にかけて、第2分団独自の特別警戒を行っています。

この警戒は、およそ50年近くの伝統があります。消防車がまだ珍しかったころから続いているそうです。今のように各部に消防車が配備されていたわけではなく、各分団に消防自動車が一台ほどしかなかった頃は、各部が警戒に行く際に、当番で消防車を使っていたそうです。

「自分たちの地域は自分たちで守る。」地域の皆さんに安心して暮らしていただけるよう先輩たちが絶やさず受け継いできた消防精神をこれからも絶やさないようにしたいです。


第2分団幹部研修旅行
2010.09.12
9月4日・5日と入間市消防団第2分団幹部旅行がありました。研修先は地図と測量の科学館です。
国土地理院という国の機関が中心となって日本の国土の測量について機材や歴史、重要人物が展示・紹介されています。
地図の役割はその時代によって大きく変わってきましたが、今日では地震・災害を早期に察知することを目的として、人工衛星、航空機など様々な資機材を使ってより精密な測量をしていること(災害の危険箇所を測量によって明らかにしているとのこと)、地殻変動などによる地表の歪みを基準点をもとに毎日観測しているということでした。(災害の危険性を分析している)
さらに、災害が起こってしまった場合には被災状況を調査し、必要な情報を提供することもしているそうです。
また、このような測量技術を使って日本の国土だけでなく地球全体の測量も積極的にしているそうです。
2日目は牛久大仏を見学しました。台座とあわせて120メートルとギネスブックにも認定されているようです。
災害がもし起こってしまったら、国土地理院など公的な機関による情報提供も受けられることがわかりました。
「自分たちの地域は自分たちで守る」このような研修によって災害時には臨機応変に対応できるよう一層の努力をする必要性を感じました。


入間市防災訓練報告(第2分団)
2010.08.23
8月22日、東金子中学校において防災訓練がありました。
8時15分に災害発生のサイレンが鳴りました。
まず最初に、乗用車で被災状況の把握のため出動しました。現場本部の尾崎分団長に被災状況を報告しました。
第二分団は倒壊家屋救出・遠距離中継送水消火訓練(指令第21号訓練)をしました。これは、”地震により家屋が倒壊し、家屋内に1名の脱出不能者がいる。救出完了後に倒壊家屋から出火した”という想定です。
0 第二分団第2部と第3部が協力して第二分団第1部に中継送水すると同時に、第1部は倒壊建物の出火に備え警戒線をしいて待機、第二分団第4部は消防署と協力して、要救助者の発見、バールや油圧ジャッキを使って救出、安全な場所まで搬送しました。救出終了後、出火した建物の消火にあたりました。
最後に、物資搬送訓練、塩むすびを消防署まで取りに行き団員に配りました。災害が起これば、このような食事になることを覚悟しつつ、被災者の気持ちを体感しました。
11時15分 訓練終了宣言が出され、防災訓練が終了しました。


八津池納涼祭警備
2010.07.25
第二分団第三部(上小谷田地区管轄)が7月24日上小谷田地区の八津池において納涼祭の花火の警戒に出動しました。
納涼祭会場は、学校が夏休みに入ったことで、連日の猛暑にもかかわらず、多くの人で賑わっていました。様々な露店が軒を連ね、とても活気があります。
花火が打ち上がると歓声と共に花火の破片が落ちてきます。警戒では、この破片に注意するよう要請しながら、落ちてきた破片を拾い集めます。落ちてきた破片は煤けていたり、発破の影響でまだ熱を持っています。
拾い集められた破片はまつりの実行委員に渡され、来年度の花火の打ち上げの参考にするそうです。
消防団は火災や災害による出動だけでなく、地元のお祭などにも参加して住民の方たちの防火意識を高めています。さらには、地域住民の方たちと交流を図れたら良いと思います。